INDICATOR
改訂長谷川式簡易知能評価スケール
HDS-R
認知症のスクリーニング(30点満点、20/21点で判定)
- 測定の単位
- 個人
- 制度への組み込み
- 診療報酬
- 分母は何か/誰が落ちるか
- 検査を受けた者
- 所在
- 医科診療報酬点数表 D285 認知機能検査その他の心理検査 1のイ(簡易なもの、80点)
- 空白の埋めにくさ
- 既存データで埋まる
- 優先度
- 15.0(3 × 5 ÷ 1)
指標監査で確かめたこと
記事とは別の出所この欄は、記事の執筆ではなく指標監査(2026-08-20)で直接確かめたもの。 記事由来の証拠とは出所が違うので、分けて記録している。
有効性の根拠は確かめられていない
感度・特異度の帰属を再調査(2026-08-20)で確定した。0.93/0.86 は1992年の補遺(認知症117例・非認知症83例)の値であり、1991年原著のものではない。原著筆頭著者の加藤伸司自身が2023年の総説で補遺に帰属させている。英文一次報告(Imai & Hasegawa 1994、n=157)の値は 0.90/0.82 で、別のデータセットである。カットオフ20/21の導出については、到達できた著者自身の記述(補遺の公式抄録・加藤2023・加藤の講義資料)のどこにも ROC・AUC・Youden・95%CI が現れない。ただし1991年日本語原著の本文には到達できておらず、「原著にROCがない」と断定はできない。なお「開発者本人が得点による重症度分類を否定している」と以前ここに書いていたが、加藤2023のPDF全文を検索しても該当する記述は無く(2026-08-20 確認)、典拠を示せないため取り下げた。同論文にあるのは「得点や重症度の段階はアセスメントの結果を要約したものであり、ケアに役立てるとすれば、要約する前の情報がむしろ有効となる」という別の記述である。TAVR患者455人で3年全死亡を予測する最適点を引き直すと23/24となり、標準の20/21はAUC 0.52(0.39-0.65, p=0.713)でほぼ予測しない
1 定義3 閾値4 交絡
記事で確かめたこと
1定義が一つでない
- 認知症の重さは、何で決まっているのか医科診療報酬で検査スコアがゲートになっている項目は0。介護報酬の認知症短期集中リハだけが5〜25点を要件にしている
3閾値が現象から来ていない
- 認知症の重さは、何で決まっているのか医科診療報酬で検査スコアがゲートになっている項目は0。介護報酬の認知症短期集中リハだけが5〜25点を要件にしている
- 閾値は、どこから来たのか到達できた著者自身の記述にROCが現れない。TAVR455人では標準の20/21がAUC 0.52
4交絡で消える / 別の変数の代理
- 認知症の重さは、何で決まっているのか医科診療報酬で検査スコアがゲートになっている項目は0。介護報酬の認知症短期集中リハだけが5〜25点を要件にしている
- 閾値は、どこから来たのか到達できた著者自身の記述にROCが現れない。TAVR455人では標準の20/21がAUC 0.52
まだ確かめていない型
2 分母/5 反応性/6 単位/7 空白
ここが空欄なのは「問題がない」という意味ではなく、「調べていない」という意味である。