
何を頼む?
Mit kérsz?
会話と訳
ハンガリー語と和訳は行単位の対応を持たない別々のテキストなので、1行ずつ突き合わせる表組みはやめ、左右それぞれを独立した「かたまり」として置いています。
A: Elnézést, hol van a büfé?
B: Ott a második sarkon.
A: Köszönöm szépen.
B: Kérem
A: Mit kérsz, Taro?
Taro: Egy kólát kérek.
A: Én pedig egy kávét. Akkor egy kólát és egy kávét kérünk.
C: Még valamit?
A: Két pogácsát is.
C: Tessék.
A: Köszönöm. Mennyibe kerül?
C: Egy kóla, egy kávé és két pogácsa, 450 forint.
A: Tessék.
C: Köszönöm szépen.
A:すみません、軽食屋はどこですか?
B:そこの二番目の角です。
Aありがとうございます。
B:どういたしまして。
A:何を頼む?太郎。
太郎:コーラをひとつ頼みます。
A:私はコーヒーをひとつ。なので、コーラひとつとコーヒーひとつをお願いします。
C:まだ何か要りますか?
A:ポガーチャもふたつください。
C:どうぞ。
A:ありがとう。いくらですか?
C:コーラが1点、コーヒーが1点、ポガーチャが2点、450フォリントです。
A:どうぞ。
C:どうもありがとう。
単語
20 WORDS文法解説
レストランでの表現
ここでは、レストランやカフェで役に立つ表現をまとめてあります。
席についたとき
- Kérem az étlapot. 「メニューをください」
- Azonnal hozom (az étlapot). 「直ちにお持ちします」
注文するとき
- Kérek egy eszpresszót és egy ásványvizet. 「エスプレッソ1杯とミネラルウォーター1杯をお願いします」
品物が運ばれてきたとき
- Kedves egészségére. 「敬愛するあなたの健康のために」=「お召し上がりください」
- Jó étvágyat! 「良い食欲を」
支払時
- Elnézést, kérem a számlát! 「すみません、ご勘定をお願いします」
- Fizetni szeretnék! 「支払いたいのですが」
- Az négyszázkilencven forint. 「490フォリントです」
- Tessék, ötszázötven. 「どうぞ、550フォリントです」
知らない人と相席になるとき
- Bocsánat, ez itt szabad hely? 「すみません、ここは空いていますか?」
- Persze, tessék! 「もちろん、どうぞ」
- Jó étvágyat kívánok! 「良い食欲を」
- Köszönöm viszont! 「ありがとう、そちらこそ」
「~を」:対格語尾"-t"
日本語では動作の対象を特定するとき、「~を~する」というように「~を」という目的語を表す格助詞を用いて表現しますよね。英語での動作の対象(目的語)は語順によって表現されます。例えば、"a ball"「ボール」を動作"kick"「蹴る」の対象にするためには、"I kick a ball"の語順でなければなりません。このように言語には動作の対象を表すための文法が存在します。
ハンガリー語では、対象を表現するために、対象となる名詞の後に"-t"をつけます。例えば上の例で出てきた
- Kérem az étlapot. 「メニューをください」
という文では、動作"Kérem"「頼む」の対象は"az étlap"「メニュー」ですよね。したがって、"az étlap"が動作の対象であることを表現するために、"az étlap"の語尾に"-t"を付けるわけです。
動作の対象となる単語の語尾が母音であれば、そのまま"-t"を付けても問題なく発音できます。例えば、
- Kérek egy eszpresszó-t. 「エスプレッソをひとつ頼みます」
この文の動作は"kérek"「頼む」で、動作の対象は"eszpresszó"です。この単語の語尾は母音"ó"であるため、そのまま"-t"を付けるだけで問題ありません。したがって"eszpresszót"となるわけです。
しかしながら、動作の対象の語尾が子音で終わる場合、その後ろに"-t"を付けようとすると、子音が重なってしまうため語感がかなり悪くなります。そこで、語尾が子音で終わる単語に対格語尾"-t"を付けるときは、"-t"の前に母音を挟むことで語感をよくしています。例えば、
- Kérek egy ásványviz-et.
この文の動作の対象は、"ásványviz"「ミネラルウォーター」です。単語の語尾は子音"z"であるため、"-t"の前に"e"を付けて、"-et"とすることで語感が良くなっています。
それでは、語尾が子音で終わる単語に対格語尾"-t"を付けるとき、どの母音を選択して挟めばよいのでしょうか?ここで、第0課で学んだ母音調和が役に立ちます。母音調和とは、「ひとつの単語内に含まれる母音は、同じグループに属していることが多い」ということでした。また、「ハンガリー語の接尾語はその直前の音節の母音と同じグループに調和するように活用する」ということを学びました。そして、「調和の仕方によって単語は前舌系、後舌系、円唇系の3つのグループに分類することができる」ということでしたね。


この「母音調和」に従って、-tのまえに付く母音が決まります。次の表は名詞、形容詞に対する対格語尾"-t"の付け方をまとめたものです。
名詞 | 形容詞 | ||||
母音 | -t | 母音 | -t | ||
子音 | 後舌 | -ot | 子音 | (例外) | -ot |
(例外) | -at | 後舌 | -at | ||
前舌 | -et | 前舌 | -et | ||
円唇 | -öt | 円唇 | -et | ||
名詞において、語末が -ny, -r, -l, -j, -ly, -n, -s, -zs, -sz, -z のものは直接"-t"が付きます。
また、語末が母音"a/e"で終わっている場合は"át/ét"という風に母音は長くなります。
ここに、-tの付け方の例を挙げておきましょう。
名詞
- nadrág「ズボン」- 後舌- nadrágot「ズボンを」
- bélyeg「切手」-前舌-bélyeget「切手を」
- gyümölcs「果物」-円唇-gyümölcsöt「果物を」
形容詞
- piros「赤い」-後舌-pirosat「赤いのを」
- kék「青い」-前舌-kéket「青いのを」
- zöld「緑の」-円唇-zöldet「緑のを」
対格系の例外
名詞
- 語末が -ny, -r, -l, -j, -ly, -n, -s, -zs, -sz, -z の場合は直接"-t"が付く
- "-at"が付く(このような単語を「A語幹」といいます)
- vaj「バター」-vajat「バターを」
- toll「ペン」-tollat「ペンを」
- táj「田舎」-tájat「田舎を」
- fal「壁」-falat「壁を」
- ház「家」-házat「家を」
- madár「鳥」-madarat「鳥を」
- ágy「ベッド」-ágyat「ベッドを」
- kanál「スプーン」-kanalat「スプーンを」
- híd「橋」-hidat「橋を」
- 母音が短くなる
- víz-vizet「水を」
- pohár-poharat「グラスを」
- madár-madarat「鳥を」
- levél-levelet「手紙を」
- kenyér-kenyeret「パンを」
- 母音が脱落する
- étterem-éttermet「レストランを」
- eper-epret「イチゴを」
- cukor-cukrot「砂糖を」
- 語幹にvが現れる
- ló-lovat「馬を」
- tó-tavat「湖を」
- 円唇なのに-etを取る
- könyv-könyvet「本を」
- föld-földet「土地を」
形容詞
- "-ot"が付く場合
- nagy「大きい」-nagyot「大きいのを」
- szabad「自由な」-szabadot「自由なのを」
- 民族名、言語名を表す形容詞は、名詞として扱われる
- angol-angolt「イギリス・英語のを」
- orosz-oroszt「ロシア・ロシア語のを」
買い物における単位
量を表す単位
- deka 「デカグラム」
- kiló 「キロ」
- deci 「デシリットル」
- liter 「リットル」
個数をあらわす単位
- darab 「個」
- fej 「頭」-球体の物に使える
- szál 「本」
- szelet 「枚」
たとえば、次のように使われます。
- Egy fej káposztát kérek szépen! 「キャベツ1個ください」
- Két szál kolbászt kérek! 「コルバース2個ください」
- Négy szelet kenyeret kérek! 「パン四枚ください」
数詞
基本単語600の方でも出てきますが、ここでもハンガリー語での数字の数え方をおさらいしましょう。
これらの単語を収録したQuizletはこちらのリンクから。
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(数字の後に続く名詞は単数形になります。複数形ではないことに注意!)
序数、日付
序数とは、「~番目の」という意味の言葉のことです。数字を序数に変えるには語尾に"-dik"を付け加えます。例のごとく、語尾が子音の場合は、母音調和に応じて、"-odik / -adik / -edik / -ödik"が付きます。
- nulladik 「0番目の」
- első 「1番目の」
- második 「2番目の」
- harmadik 「3番目の」
- negyedik 「4番目の」
- ötödik 「5番目の」
- hatodik 「6番目の」
- hetedik 「7番目の」
- nyolcadik 「8番目の」
- kilencedik 「9番目の」
- tizedik 「10番目の」
- huszadik 「20番目の」
序数を使って日付を表すこともできます。その場合、序数に所有の語尾というものを付けます。
- elseje 「1日」
- másodika 「2日」
- harmadika 「3日」
- negedike 「4日」
- ötödike 「5日」
- hatodika 「6日」
- hetedike 「7日」
- nyolcadika 「8日」
- kilencedike 「9日」
- tizedikek 「10日」
- huszadika 「20日」
- harmincadika 「30日」
会話例
- Hányadika van ma? 「今日は何日ですか?」
- Tizenhetedike van. 「17日です」
練習問題
(1)以下の動詞に対格語尾をつけましょう。
注意:語末の母音が長母音となる場合はその母音の上に長音記号をつけましょう。
- tea 「茶」
- zsemle 「ハンガリーの丸くて小さいパン」
- szendvics 「サンドウィッチ」
- gyümölcs 「果物」
- bélyeg 「切手」
- toll 「ペン」
- tej 「牛乳」
- ház 「家」
- könyv 「本」
- kabát 「ジャケット」
- pulóver 「ジャンパー」
- blúz 「ブラウス」
- ing 「シャツ」
- telefon 「電話」
- taxi 「タクシー」
- sör 「ビール」
- alma 「リンゴ」
- asztal 「テーブル」
- kés 「ナイフ」
- pohár 「グラス」
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1 teát
2 zsemlét
3 szendvicset
4 gyümölcöt
5 bélyeget
6 tollat(A語幹)
7 tejet
8 házat(A語幹)
9 könyvet(例外)
10 kabátot
11 pulóvert
12 blúzt
13 inget
14 telefonot
15 taxit
16 sört
17 almát
18 asztalt
19 kést
20 poharat(A語幹、例外)
(2)次の形容詞に対格語尾を付けましょう。
- szép 「美しい」
- új 「新しい」
- magas 「大きい」
- drága 「高価な」
- fehér 「白い」
- zöld 「緑の」
- magyar 「ハンガリーの」
- francia 「フランスの」
- lengyel 「ポーランドの」
- orosz 「ロシアの」
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1 szépet
2 újat
3 magasat
4 drágát
5 fehéret
6 zöldet
7 magyart(民族)
8 franciát(民族)
9 lengyelt(民族)
10 oroszt(民族)
(3)かっこの中の語を使って、文を完成させましょう。
Jaj, de szomjas vagyok! Kérek egy ______! (tea)
「ああ、喉が渇いた!お茶をひとつください!」
Kérsz ______ a kávéba? (cukor)
「コーヒーに砂糖は要りますか?」
______ kérsz, vagy ______ ?(gyümölcs/torta)
「果物が欲しいの、それともケーキ?」
Nem kérek ______. Nem szeretem. (hús)
「肉はいりません。好きじゃありません。」
Nem vagyok éhes. Csak egy kis ______ kérek. (víz)
「おなかはすいていません。ただすこしの水が欲しいのです。」
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teát
cukrot
gyümölcsöt / tortát
húst
vizet