
LESSON #04
ハンガリー語を勉強しています
Magyarul tanulok
この話で学ぶこと
会話と訳
HUNGARIAN
A: Szia, Réka! Hova mész?
B: Az Árkád áruházba. És te?
A: Az egyetemre, magyarul tanulok.
B: Szia!
A: Szia!
(Réka megy cipőt vásárolni ...)
C: Mit parancsol?
B: Egy női cipőt keresek.
C: Milyet kér? Olcsót vagy drágát?
B: Egy nem túl drága, de jó cipőt.
C: Milyen színűt?
B: Barnát.
C: Hányasat?
B: Harmincnyolcast.
C: Tessék. Ez a barna cipő nagyon jó és divatos.
B: Nagyon jó. És mennyibe kerül?
C: 14,000 forintba. Jó lesz?
B: Igen, köszönöm.
C: Én is köszönöm. A viszontlátásra.
JAPANESE
A:やあ、レカ!どこに行くの?
B:アルカードデパートだよ。君は?
A:大学、ハンガリー語を勉強しているの。
B:じゃあね。
A:じゃあね。
(レカは靴を買いに行く)
C:何をお求めですか?
B:女性用の靴を探しています。
C:どんなのが欲しいですか?安いのですか、高いのですか?
B:それほど高くなくて、良い靴を。
C:どの色がいいですか?
B:茶色で。
C:何番(のサイズ)ですか?
B:38番です。
C:どうぞ。この茶色の靴はとても良く、流行りのものですよ。
B:とてもいいですね。で、いくらですか?
C:14000フォリントです。よろしいでしょうか?
B:はい、ありがとうございます。
C:こちらこそありがとうございます。さようなら。
単語
áruház
デパート
barna
茶色の
cipő
靴
de
しかし
divatos
流行の
egyetem
大学
és
そして
hányas
何番の
harmincnyolcas
38番の
hova
どこへ
keres
さがす
magyar
ハンガリーの,ハンガリー語
megy
(彼(女)は)行く
mész
(君は)行く
milyet
どんなのを
nagyon
とても
parancsol
(彼(女)は,あなたは)命じる
színű
〜色の
tanul
勉強する
te
君は
túl
かなり
vagy
または
vásárol
購入する
動詞の活用(1)直接法・現在・不定活用
動詞の活用は説明しなければならないことが多いため、内容を2回に分けて説明したいと思います。ハンガリー語では動詞の活用は2種類あります。しかし、動詞の使い方で重要なのは活用だけではありません。そこで、まず動詞の使い方から確認していきましょう。
動詞は「法」、「時制」、「活用」によって形が変化します。それぞれどのような種類があるのかを以下にまとめました。
法(mód)
- 直説法(kijelentő mód):話し手が事実をそのまま語るとき
- 仮定法(feltételes mód):事実ではなく仮定の話のとき
- 命令法(felszóllító mód):命令もしくは希望するとき
時制(idő)
- 現在時制(jelen idő):現在のことを語るとき
- 過去時制(múlt idő):過去のことを語るとき
- 未来時制(jövő idő):未来のことを語るとき
活用(ragozás)
- 不定活用(alanyi ragozás):目的語が特定されていない、もしくは無い
- 定活用(tárgyas ragozás):目的語が特定されている
特定の法と時制の組み合わせはハンガリー語には存在しません。次の表では、その法と時制の組み合わせがハンガリー語に存在する場合は〇、存在しない場合は×で表されています。
直接法 | 仮定法 | 命令法 | |
現在時制 | 〇 | 〇 | 〇 |
過去時制 | 〇 | 〇 | × |
未来時制 | 〇 | × | × |
特に断りがない場合、文法解説では直接法・現在を用いて説明していきます。
「不定活用」と「定活用」
上でもお伝えした通り、定まった目的語がある場合は動詞の「定活用」が使われ、目的語が定まっていない場合や、目的語がない場合は「不定活用」が使われます。この「定活用」を使うのか、「不定活用」を使うのかで、動詞の形が変わるので注意が必要です。
<目的語の有無>
目的語を持つ動詞のことを「自動詞」と呼び、持たない動詞のことを「他動詞」と呼びます。学校で英語の文法を習うとき、このふたつの区別がいまいちピンとこなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで、「自動詞」と「他動詞」の違いを、もっと簡単に説明したいと思います。
「何を?」という質問がしっくりくれば、他動詞。「何を?」という質問がぎこちなければ、自動詞です。例えば、「走る」という動作に対して、「何を?」と質問するのはぎこちないですよね。なので、「走る」は自動詞です。一方、「たたく」という動作に対して、「何を?」という質問をするのはしっくりきます。すなわち、「たたく」は他動詞です。
自動詞はその性質上目的語がないので、必然的に不定活用になります。一方、他動詞は目的語を取りますが、その目的語が不特定の場合なら不定活用、特定のものの場合なら定活用となります。

他動詞の活用を決める重要なファクター、「定まった目的語」と「定まっていない目的語」の区別の仕方は次の通りです。

人称代名詞は今までも出てきましたが、ここでそれらに"-t"を付けたものを紹介します。
1人称代名詞
- én → éngem 「私を」
- mi → minket 「私たちを」
2人称代名詞(カジュアル)
- te → téged 「君を」
- ti → titeket 「君たちを」
2人称代名詞(フォーマル)
- ön → önt 「あなたを」
- önök → önöket 「あなたたちを」
2人称代名詞(フォーマルな上から目線)
- maga → magát 「アナタを」
- maguk → magukat 「アナタたちを」
3人称代名詞
- ő → őt 「彼/彼女を」
- ők → őket 「彼らを」
不定活用
今回は2つの活用のうちのひとつ、不定活用を扱いたいと思います。そもそも活用とは、「語形が変化すること」ですが、ここでいう活用とは、「主語の種類の変化に伴う、動詞の形の変化」のことです。具体的に言うと、「主語が何人称なのか、もしくは、単数なのか複数なのかによって、その述部にある動詞の形が変わる」ということです。以下、「不定活用」の典型的な例を挙げますので、規則性を探してみてください。
hív | kíván | kér | tanít | segít | tanul | beszél | örül | |
意味 | (~を)呼ぶ | (~を)望む | (~を)頼む | (~を)教える | (~を)助ける | (~を)学ぶ | 話す | 喜ぶ |
1人称単数 | hívok | kívánok | kérek | tanítok | segítek | tanulok | beszélek | örülök |
2人称単数 | hívsz | kívánsz | kérsz | tanítasz | segítesz | tanulsz | beszélsz | örülsz |
3人称単数 | hív | kíván | kér | tanít | segít | tanul | beszél | örül |
1人称複数 | hívunk | kívánunk | kérünk | tanítünk | segítünk | tanulunk | beszélünk | örülünk |
2人称複数 | hívtok | kívántok | kértek | tanítotok | segítetek | tanultok | beszéltek | örültök |
3人称複数 | hívnak | kívánnak | kérnek | tanítanek | segítenek | tanulnak | beszélnek | örülnek |
辞書の見出し語や単語リストなどで使われるのは、(直説法・現在)不定活用の3人称単数です。上の表を見たときにお気づきかもしれませんが、多くの動詞において、3人称単数の形が最も短い、基本的な形であることがわかります。
- hívok (1人称単数) = hív + ok 「私が呼ぶ」
- hívsz (2人称単数) = hív + sz 「君が呼ぶ」
- hív (3人称単数) 「彼/彼女が呼ぶ、あなたが呼ぶ」
- hívunk (1人称複数) = hív + unk 「私たちが呼ぶ」
- hívtok (2人称複数) = hív + tok 「君たちが呼ぶ」
- hívnak (3人称複数) = hív + nak 「彼らが呼ぶ、あなたたちが呼ぶ」
ご覧の通り、3人称単数の部分はどの活用でも共通しています。このように、活用によって形が変化しない部分のことを「語幹」と言います。すべての活用はこの「語幹」に何かをくっつけた形になっています。その何かをくっつける際の「何か」の中に母音が含まれている場合は、例のごとく母音調和に応じて形が変化します。その規則を以下にまとめてみたいと思います。
後舌系 | 前舌系 | 円唇系 | |
1人称単数 | ~+ok | ~+ek | ~+ök |
2人称単数 | ~+sz | ~+sz | ~+sz |
3人称単数 | 「語幹」 | 「語幹」 | 「語幹」 |
1人称複数 | ~+unk | ~+ünk | ~+ünk |
2人称複数 | ~+tok | ~+tek | ~+tök |
3人称複数 | ~+nak | ~+nek | ~+nek |
先ほど列挙した動詞の活用の例を、下にもう一度掲載しました。上の規則を頭に入れたうえで、もう一度見てみてください。すべて規則通りに活用していることが、わかっていただけるかと思います。
hív(後舌) | kíván(後舌) | kér(前舌) | tanít(後舌) | segít(前舌) | tanul(後舌) | beszél(前舌) | örül(円唇) | |
意味 | (~を)呼ぶ | (~を)望む | (~を)頼む | (~を)教える | (~を)助ける | (~を)学ぶ | 話す | 喜ぶ |
1人称単数 | hív-ok | kíván-ok | kér-ek | tanít-ok | segít-ek | tanul-ok | beszél-ek | örül-ök |
2人称単数 | hív-sz | kíván-sz | kér-sz | taníta-sz | segíte-sz | tanul-sz | beszél-sz | örül-sz |
3人称単数 | hív | kíván | kér | tanít | segít | tanul | beszél | örül |
1人称複数 | hív-unk | kíván-unk | kér-ünk | tanít-ünk | segít-ünk | tanul-unk | beszél-ünk | örül-ünk |
2人称複数 | hív-tok | kíván-tok | kér-tek | taníto-tok | segíte-tek | tanul-tok | beszél-tek | örül-tök |
3人称複数 | hív-nak | kíván-nak | kér-nek | taníta-nek | segíte-nek | tanul-nak | beszél-nek | örül-nek |
ほとんどの動詞はこの規則に従って活用します。ただし、いくつか例外が存在しますので、それらを見ていきましょう。
(例外1)語尾が-sz, -s, -zで終わる場合:2人称単数形は「語幹」+ -ol, -el, -öl
olvas | néz | főz | |
意味 | (~を)読む | (~を)見る | (~を)料理する |
1人称単数 | olvas+ok | néz+ek | főz+ök |
2人称単数 | olvas+ol | néz+el | főz+öl |
3人称単数 | olvas | néz | főz |
1人称複数 | olvas+unk | néz+ünk | főz+ünk |
2人称複数 | olvas+tok | néz+tek | főz+tök |
3人称複数 | olvas+nak | néz+nek | főz+nek |
(例外2)ik動詞 (ikes ige)
- 3人称単数形の語尾が"-ik"で終わる単語のことを「ik動詞」という
- ik動詞の語幹は3人称単数形から"ik"を取り除いたものになる
- ik動詞の1人称単数形は「語幹」+ -om/-em/-öm となる
- ただし、現代の話し言葉における1人称単数の活用は、通常通り「語幹」+ -ok/-ek/-ökとなることが多い。特に俗的な意味の言葉において。(例)basik 「fuck」、bűzlöm「stink」など
dolgozik | érkezik | |
語幹 | dolgoz | érkez |
意味 | 働く | 到着する |
1人称単数 | dolgoz+om (/ok) | érkez+em (/ek) |
2人称単数 | dolgoz+ol | érkez+el |
3人称単数 | dolgoz+ik | érkez+ik |
1人称複数 | dolgoz+unk | érkez+ünk |
2人称複数 | dolgoz+tok | érkez+tek |
3人称複数 | dolgoz+nak | érkez+nek |
(例外3)不規則活用の動詞
上に出てきたどの規則にも従わない動詞も存在します。(英語でいう、go, goes, went, goneのようですね。)これらはひとつひとつ、個別に覚えていくしかなさそうです。
van | megy | |
意味 | ある・いる | 行く |
1人称単数 | vagyok | megyek |
2人称単数 | vagyok | mész |
3人称単数 | van | megy |
1人称複数 | vagynk | megyünk |
2人称複数 | vagytok | mentek |
3人称複数 | vannak | mennek |
複数形
対格語尾は"-t"でした。それに対して、複数形をあらわす語尾は"-k"です。名詞もしくは形容詞に付き、付く際の規則はほとんど対格語尾と同じです。すなわち、下の表のようになります。
名詞 | 形容詞 | ||||
母音 | -k | 母音 | -k | ||
子音 | 後舌 | -ok | 子音 | (例外) | -ok |
A語幹 | -ak | 後舌 | -ak | ||
前舌 | -ek | 前舌 | -ek | ||
円唇 | -ök | 円唇 | -ek | ||
対格形と異なり、語末が-ny, -r, -l, -j, -ly, -n, -s, -zs, -sz, -zであっても、母音を挟みます。
また、語末が母音a/eで終わっている場合は、át/étという風に母音が長くなります。
いくつか例を挙げておきましょう。
名詞
- tea - teák
- bor - borok
- ház - házak
- tej - tejek
- sör - sörök
形容詞
- drága - drágák
- szabad - szabadok
- új - újak
- fehér - fehérek
- zöld - zöldek
例外についても、対格語尾とほとんど同じです。
名詞
- "-ak"が付く(このような単語を「A語幹」といいましたね)
- vaj「バター」-vajak
- toll「ペン」-tollak
- táj「田舎」-tájak
- fal「壁」-falatk
- ház「家」-házak
- madár「鳥」-madarak
- ágy「ベッド」-ágyak
- kanál「スプーン」-kanalak
- híd「橋」-hidak
- 母音が短くなる
- víz「水」-vizek
- pohár「グラス」-poharak
- madár「鳥」-madarak
- levél「手紙」-levelek
- kenyér「パン」-kenyerek
- 母音が脱落する
- étterem「レストラン」-éttermek
- eper「イチゴ」-eprek
- cukor「砂糖」-cukrok
- 語幹にvが現れる
- ló「馬」-lovak
- tó「湖」-tavak
- 円唇なのに-etを取る
- könyv「本」-könyvek
- föld「土地」-földek
形容詞
- "-ok"が付く場合
- nagy「大きい」-nagyok
- szabad「自由な」-szabadok
- 民族名、言語名を表す形容詞は、名詞として扱われる
- angol「イギリス・英語の」-angolok
- orosz「ロシア・ロシア語の」-oroszok
一方で、複数形ならではの例外も存在します。
- férfi「男性」 - férfiak
- 形容詞で"-i, -ú, -ű"で終わるものには語尾とつなげるための母音が挟まります。(-ak, -ek)
- régi「古い」 - régiek
- budapesti「ブダペストの」 - budapestiek
- tokiói「東京の」 - tokióiak
- kínai「中国の」 - kínaiak
- koreai「韓国の」 - koreaiak
- hosszú「長い」 - hosszúak
- szomorú「悲しい」 - szomorúak
- könnyű「簡単な」 - könnyűek
さて、これまでに対格語尾"-t"と複数形語尾"-k"を学びました。複数形に対格語尾を付ける場合は複数形語尾に加えて、後舌系の場合は"-ak"、前舌系や円唇系の場合は"-ek"を付けます。
- 後舌系:japán-ok-at 「日本人たちを」
- 前舌系:szék-ek-et 「椅子たちを」
- 円唇系:gyümölcs-ök-et 「果物たちを」
練習問題
EXERCISE 1
(1)次の名詞、形容詞を複数形にしましょう。
- alma
- szendvics
- zsemle
- gyümölcs
- toll
- könyv
- kabát
- pulóver
- blúz
- bor
- telefon
- busz
- ház
- asztal
- kés
- levél
- pohár
- szép
- magas
- drága
- olcsó
- zöld
- magyar
- francia
- német
答えと解説を見る
ANSWER
1. almák
2. szendvicsek
3. zsemlék
4. gyümölcsök
5. tollak(A語幹)
6. könyvet(例外)
7. kabátok
8. pulóverek
9. blúzok
10. borok
11. telefonok
12. buszok
13. házak
14. asztalok
15. kések
16. levelek(例外)
17. poharak(例外)
18. szépek
19. magasak
20. drágák
21. olcsók
22. zöldek
23. magyarok
24. franciák
25. németek
EXERCISE 2
(2)下線に動詞を活用させて入れましょう。
問1
Én diák vagyok.
Ti is diákok ____?
問2
Ön mit kér?
Egy kávét kér__. Te mit kér__?
問3
Ő angolul tanu.
Én pedig magyarul tanul__.
問4
Milyen nyelven beszélsz?
Én magyarul beszélek, de ő nem beszél__ japánul.
答えと解説を見る
ANSWER
問1:vagytok
私は学生です。
君たちも学生ですか?
問2:kérek, kérsz
あなたは何を頼みますか?
コーヒーをお願いします。君は何を頼む?
問3:tanulok
彼は英語を勉強している
私は一方でハンガリー語を勉強している。
問4:-
君は何語を話すの?
私はハンガリー語を話すけど、彼は日本語を話せないよ