生活/2026-07-10
ハンガリーで口座開設——OTPとRevolut比較
ハンガリーでの生活が始まると、最初の壁のひとつが「銀行口座をどうするか」問題です。家賃の振り込み、奨学金や給料の受け取り、公共料金の支払い——生活のお金まわりを整えるには、早めに口座を作っておくのが安心。今回は、留学生や長期滞在者がよく選ぶ2つの選択肢、OTP銀行とRevolutを比べてみます。
OTP銀行——ハンガリー最大の老舗
OTP(オーテーペー)銀行は、ハンガリー最大の銀行です。全国に支店が広がり、ATMも多く、現地での各種手続きに強みがあります。外国人の口座開設にも対応していて、英語対応スタッフが常駐する支店(ブダペスト中心部など)も複数あります。
開設に必要な書類は主にパスポートと在留許可証(tartózkodási engedély)、そしてハンガリーの住所を証明できる書類です。窓口での手続きになるので、事前にOTPのウェブサイトから予約を取るのがスムーズです。代表的な「クラシック口座」の月額手数料は327フォリント前後(1ユーロ以下)とリーズナブルで、デビットカードとインターネットバンキングが付いてきます。
Revolut——スマホだけで完結するデジタルバンク
2025年10月、ハンガリー国立銀行(MNB)がRevolut Bank UABのハンガリー支店を正式に認可しました。これにより、ハンガリー在住のRevolutユーザーはリトアニアのIBANではなく、ハンガリーのHU IBANを取得できるようになりました。
最大の魅力は手軽さです。在留許可がなくてもアプリだけで口座開設が完結し、月額手数料もゼロ(スタンダードプランの場合)。給料や奨学金をHU IBANで直接受け取ることもできるので、来ハン直後や短期滞在にも使いやすい選択肢です。多通貨対応のため、日本円からフォリントへの両替も有利なレートで行えます。
どちらを選ぶべき?
一言でまとめると、長期滞在ならOTP、まず早く使い始めたいならRevolutというイメージです。
- OTP銀行は、現地でのローン申請・家賃の自動引き落とし・ATMでの現金引き出しなど、ハンガリーの「普通の銀行手続き」に向いています。書類の準備と予約が必要ですが、使い慣れると心強い味方です。
- Revolutは、着いた翌日からでも使えるスピード感が魅力。国際送金にも強く、留学生活のスタート期に重宝します。
慣れてきたらOTPとRevolutの両方を持つのが理想的です。日常の現地払いはOTP、海外送金や両替はRevolutと使い分けると、手数料を最小限に抑えられます。
銀行口座の開設はハンガリー生活の「土台」のひとつ。焦らず、自分のスタイルに合った方法を選んでみてください。最初の手続きが終われば、あとは一気に生活が回り始めますよ。

