ハンガリーでSIMカードを契約してみた話
ハンガリーに着いてまず片付けたい用事のひとつが、携帯電話のSIMカード契約だ。銀行口座や住民登録より先に「とりあえずネットが使える状態」を作らないと、地図アプリも翻訳アプリも使えず何もできない。実際に窓口に行ってみると、日本の感覚とは少し違う勝手があって戸惑うことも多かったので、今回はその体験をまとめてみたい。
主要3社、どこを選ぶ?
ハンガリーの携帯キャリアは大きく分けて3社ある。旧Vodafoneが改名した「One」、国営系の「Telekom(Magyar Telekom)」、そして北欧系の「Yettel」だ。留学生や短期滞在者の間では、通信網が広くて速いと評判のYettelを選ぶ人が多い印象だが、街中のショップの数ではTelekomが一番目につく。どこも大都市なら大差なく繋がるので、正直「近くに店舗があるかどうか」で選んでしまってよいと思う。
契約に必要なものと注意点
プリペイド(Feltöltőkártyás)とひと月ごとの契約(Havidíjas)の2種類があり、留学生にはまずプリペイドが無難だ。契約にはパスポートが必須で、店員がその場でパスポート番号を登録する。ここで注意したいのが、店舗によっては英語対応が心もとないことがある点だ。あらかじめ「データ容量」「有効期限」「トッピング(データ追加)の方法」くらいはハンガリー語か英語で書き出しておくと安心だった。
- 身分証明はパスポート原本を持参する
- プリペイドの残高やデータには有効期限があることが多い
- 店頭よりアプリでのチャージ(トッピング)が楽な場合がある
使ってみて分かったこと
いざ使い始めると、公式アプリの案内がハンガリー語オンリーだったり、データ残量の確認方法が分かりにくかったりと、細かい部分で最初は戸惑った。ただ一度チャージの流れさえ覚えてしまえば、あとは日本のプリペイドSIMと大差ない感覚で使える。友人の中には、来訪の目的や滞在期間によってeSIMの海外旅行者向けプランを併用している人もいて、短期滞在ならそちらの方が手続きの手間が少ないかもしれない。
SIM契約は地味な作業だけれど、これが済むと一気に「生活が始まった」という実感が湧いてくる。これから留学や長期滞在でハンガリーに来る人は、到着したその日か翌日には済ませておくことをおすすめしたい。

