INDICATOR
腹囲基準(男85cm・女90cm)
内臓脂肪面積100平方cmに対応するウエスト周囲径
- 測定の単位
- 個人
- 制度への組み込み
- 法令/政府統計
- 分母は何か/誰が落ちるか
- 特定健診の受診者。この線がメタボリックシンドロームの必須項目になる
- 所在
- メタボリックシンドローム診断基準検討委員会(2005)、特定健康診査の判定値
- 空白の埋めにくさ
- 既存データで埋まる
- 優先度
- 12.0(3 × 4 ÷ 1)
指標監査で確かめたこと
記事とは別の出所この欄は、記事の執筆ではなく指標監査(2026-08-20)で直接確かめたもの。 記事由来の証拠とは出所が違うので、分けて記録している。
有効性の根拠は確かめられていない
導出の記述は原報告で3文のみで、回帰式も感度・特異度もROCも95%CIもない。根拠図のうち3点に「(投稿準備中)」と付されており、診断基準の公表時点で支えるデータが未発表だった。基となった回帰の答えは男84.4cm・女92.5cmで、男は+0.6切り上げ、女は−2.5切り下げという非対称な丸めの理由はどちらの原報告にも書かれていない。標本は健診受診者と肥満外来受診者の便宜標本(n=1,193)。なお2010年の厚生労働科学研究(門脇孝班、H19-循環器等(生習)-一般-021)が横断33,975人で「感度と特異度の和を最大にするポイント」を求め、男85cm前後・女80cm前後と算出している。ただし同報告書は心血管イベントを outcome にすると「ROC 曲線がほぼフラットであったため…カットオフ値の決定は困難であった」と明記し、結論も「再検討すべきものであると判断する」までである。後続研究で女性は82-84cmに動き、2016年の検討会で現行基準は維持された
1 定義2 分母3 閾値
記事で確かめたこと
1定義が一つでない
- 閾値は、どこから来たのか導出は三文。回帰の答えは84.4/92.5で、非対称な丸めの理由が書かれていない
2分母が対象を落とす
3閾値が現象から来ていない
- 個人への単独帰属は、なぜ繰り返し成立しないのか全員に当てはめると決めたことの代価として、線が分布から引かれた例
- 閾値は、どこから来たのか導出は三文。回帰の答えは84.4/92.5で、非対称な丸めの理由が書かれていない
まだ確かめていない型
4 交絡/5 反応性/6 単位/7 空白
ここが空欄なのは「問題がない」という意味ではなく、「調べていない」という意味である。